大腸ポリープ
大腸ポリープ
〜大腸ポリープは「がんの芽」
摘めば大腸がんは防げます〜

健康診断の便潜血検査(検便)で「要精密検査」という結果が出たり、人間ドックで「大腸ポリープあり」と指摘されたりして、不安な気持ちを抱えていませんか?
「ポリープ=がん」ではありません。しかし、大腸がんは、元を正せば「良性のポリープ」から育つものがほとんどです。つまり、「良性のうちにポリープを見つけて切除すること」こそが、将来の大腸がんを未然に防ぐ、最も確実で唯一の方法なのです。
当院では、「苦痛の少ない大腸カメラ」と「日帰りポリープ切除手術」を行っています。「痛いのは嫌だ」「恥ずかしい」と検査を先延ばしにせず、一度当院にご相談ください。消化器内科専門医としてその1日が、あなたの10年後の健康を守ります。
大腸の粘膜にできた「イボ」です。
大腸ポリープは、大腸の粘膜の一部が盛り上がってできた突起物の総称です。キノコのような茎があるものや、平べったいものなど形は様々で、大きさも数ミリのものから数センチに及ぶものまであります。
重要なのは、「放置して良いポリープ」と「切除すべきポリープ」があるということです。これを見分けるためには、大腸カメラで直接観察し、場合によっては顕微鏡で調べる必要があります。
ほとんどが無症状です。
ここが一番の落とし穴です。初期の大腸がんや、ある程度の大きさのポリープがあっても、自覚症状はほとんどありません。「お腹も痛くないし、快便だから大丈夫」という自己判断は非常に危険です。
「血便」=「痔」だと思い込んでいませんか?「どうせ切れ痔だろう」と放置していたら、実はポリープからの出血や、進行した大腸がんだったというケースは後を絶ちません。出血があったら、必ず検査を受けてください。
遺伝的な要因(体質)や食生活の欧米化、アルコール、喫煙、年齢などが言われていますが、明確な原因ははっきりわかっていません。
大腸ポリープには切るべきポリープ、様子を見てもいいポリープがあります。内視鏡検査で見極め、切るべきポリープはその場で切除することも可能です。
「検査」と「治療」を一度に済ませます!
便潜血検査で陽性が出た場合、精密検査は「大腸カメラ(大腸内視鏡検査)」一択です。CTやバリウム検査では、小さなポリープや平坦な病変は見つけにくく、色や模様での詳細な診断ができないからです。
当院では、ポリープの形や大きさに応じて、安全な切除方法を選択します。
今の主流となる安全な方法です!
1cm以下の小さなポリープに対して行います。電気を通さず(焼かずに)、専用のスネアでポリープをスパッと切り取ります。
熱を加えないため、術後の出血や穿孔(腸に穴が開くこと)のリスクが極めて低く、非常に安全です。
少し大きなポリープや、平坦なポリープに対して行います。ポリープの下に生理食塩水を注入して浮き上がらせ、電気を通すスネアで焼き切ります。
基本的には入院不要の日帰り手術です。切除後は少し安静にしていただき、問題がないことを確認してご帰宅いただけます。翌日からお仕事も可能です(激しい運動や飲酒は数日控えていただきます)。
はい、必ず受けてください。「血が出た=痔だろう」という思い込みが一番危険です。痔だと思っていたら、実は奥に大腸がんがあった、というケースは非常に多いです。痔がある方こそ、他の病気がないことを確認して安心するために検査を受けてください。
全くありません。大腸の粘膜には、痛みを感じる神経がありません。ですので、ポリープを切っても「痛っ!」となることはありませんし、麻酔が切れた後に傷口が痛むこともありません。
観察だけなら15分程度です。腸の長さや形状によって個人差はありますが、観察だけであれば10〜15分程度です。ポリープを切除する場合は、数や大きさによってプラス数分〜10分程度かかります。
「受けてよかった」と言っていただける検査を目指して。
「大腸カメラ」と聞くと、誰もが良いイメージは持たないと思います。「恥ずかしい」「痛そう」「下剤が大変そう」。そのお気持ちはよく分かります。
しかし、消化器内科医としてこれだけは断言できます。
「大腸がんは、予防できるがんです!」
他のがんと違い、大腸がんは「ポリープ」という前段階を経てがんになります。つまり、ポリープのうちに取ってしまえば、がんになる未来そのものを消してしまうことができるのです。
当院では、皆様が少しでも楽に検査を受けられるよう、鎮静剤の使用、飲みやすい下剤の導入、下剤を内服しない内視鏡検査、プライバシーへの配慮など、細心の注意を払っています。「案外楽だったよ」「これならまた受けられる」。検査後、笑顔で帰られる患者様が一人でも増えることが、私たちの目標です。
便潜血で引っかかった方、お腹の不調が続く方、40歳を超えて一度も検査を受けたことがない方。勇気を出して、最初の一歩を踏み出してください。私たちが全力でサポートいたします。
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